デジタルヘルス解説集 東京慈恵会医科大学 先端技術情報研究部

サイト運営

本サイトを運営する東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部は、その前身である寄付講座発足の2015年4月より、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を医療に用いることを目的に、技術開発の基礎研究から臨床応用までを幅広く取り扱ってきました。これまで日本で初めて保険適用となったスマートフォン向けアプリ「Join」などの研究開発に関わっています。また、情報通信と接続するウェアラブルデバイスなどの開発も手掛けます。健康管理から、救急現場、 病院間ネットワーク、慢性期医療としてのリハビリテーションと介護までの幅広い分野で、ICTを活用し医療の平等化や医療の質の向上を目指す研究を行っていきます。

プロジェクトリーダーよりメッセージ

私は、2018年8月に、突然意識を失いました。
それから4か月意識がなく、意識が戻った後も、手足はまったく動かず、呼吸器がついているため声も出せませんでした。最初は本当に、目だけしか動かせませんでした。どうやら重度のギランバレー症候群という病気になったようです。
今は、何とか、呼吸器が外れて、声が出るようになりました。まだ、指はわずかにしか動きませんが、腕が少し動くようになったので、電動車椅子にも乗れるようになりました普通の進行性の病気はどんどん悪くなるのですが、ギランバレー症候群は、最初が悪くてだんだん良くなります。今、私は、その途中過程にいるのだと思います。

ずいぶん回復してきましたが、元気になるまではもう少し時間がかかると思います。東京慈恵会医科大学先端医療情報研究部は、チーム一丸となり引き続きデジタル医療や医療の平等化、医療の質の向上につながる研究をしていきたいと思います。引き続きご支援のほど宜しくお願いします。
高尾洋之

高尾洋之(脳神経外科医) 東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部 准教授

東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部

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