デジタルヘルス解説集 東京慈恵会医科大学 先端技術情報研究部

遠隔医療

情報通信機器を活用した健康増進、医療に関する行為。主に医師が患者に対して行う医療行為(Doctor to Patient = D to P)と、専門医が患者の主治医に対し助言を行うなどの医療従事者間の行為(Doctor to Doctor = D to D)に分類される。

D to Pの具体的なものとしては「オンライン診療」「オンライン受診勧奨」「遠隔健康医療相談」があげられる。D to Dの具体的なものとしては「遠隔画像診断」がある。日本遠隔医療学会では、この2大類型の派生として、主治医が患者の診察中に専門医から助言を受ける「D to D to P」や、患者側に診療を補助する看護師などがいて、遠隔で主治医が診察する「D to P with N」があるとしている。

遠隔医療は英語では「Telemedicine」または「Telehealth 」であり、後者の方がより広義な意味を持つ場合がある。日本では遠隔リハビリテーションといった介護行為も含まれることがある。

更新日:2021/09/05

遠隔医療

高速通信、高解像度のデバイスが普及した現在の遠隔医療について

記事を読む

PHR

パーソナルヘルスコードと、その活用方法・事例などについて

記事を読む

EHR

EHR(Electric Health Record)とは?その技術背景と最新の潮流

記事を読む

RWD

医療データベースが活用される中、より注目される現実世界における実態情報

記事を読む

匿名加工医療情報

通信やコンピューターの普及・発展により、情報の匿名性がより重要視されています

記事を読む

医療機器・医療機器プログラム

薬機法改正後の定義や医療機器の上市について解説

記事を読む